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ドライウェイトとは?

どらいうぇいと

透析患者において過剰な水分(体液)をすべて除去した状態の適正体重で、透析の目標除水量を決める基準となります。

ライウェイト(Dry Weight:DW)とは、血液透析を受けている患者において、余分な水分が体内に蓄積していない理想的な状態での体重を指します。透析では一回に除去できる水分量限界があり、目標とすべき除水量を決めるうえでドライウェイトの適正な設定が非常に重要です。

腎機能が著しく低下した透析患者は、尿による水分・塩分の排泄ができないため、透析と透析の間に摂取した水分・塩分が体内に蓄積します。これが過剰になると浮腫・血圧上昇・心不全・肺水腫などのリスクが高まります。一方で、透析で水分を引きすぎると(ドライウェイトが低すぎると)血圧低下・筋肉けいれん・透析中の苦痛が生じます。

ドライウェイトの設定と評価に用いられる指標には以下のようなものがあります。

  • 臨床所見:浮腫の有無、呼吸状態、血圧の推移
  • 胸部X線:心胸郭比(CTR)の変化
  • 血液バイオマーカー:ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)、BNPなど
  • 体液量評価:生体インピーダンス法(BIA)による体液分布の測定

ドライウェイトは固定値ではなく、患者の体組成の変化(食欲・栄養状態・筋肉量)に応じて定期的に見直す必要があります。適正なドライウェイトの維持は心血管イベントの防止と透析患者の長期的なQOL向上につながります。

使い方・例文

透析患者が透析終了後の体重を毎回測定し、その値が設定されたドライウェイトに一致しているかどうかを確認することで、水分管理が適切に行われたかを評価する場面で使われます。

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