デスアダーとは?
ですあだー
デスアダーとは、オーストラリアやパプアニューギニアに生息する毒ヘビで、待ち伏せ型の狩りと強力な神経毒で知られます。
デスアダー(Death Adder、学名:Acanthophis 属)は、コブラ科(エラプス科)に属する毒ヘビの一群です。「死の加算者」を意味する英名の通り、非常に強力な毒を持つことで知られており、オーストラリア・パプアニューギニア・インドネシア東部に複数の種が分布しています。
体長は60〜100センチメートル程度で、ずんぐりとした太い体型が特徴です。三角形の幅広い頭部と細い尾を持ち、外見はクサリヘビ科(バイパー)に似ていますが、系統的にはコブラ科に属します。体色は褐色・灰色・赤味がかった色など環境に応じてさまざまで、落ち葉や砂地に擬態して見分けにくい個体も多いです。
狩りの方法は「待ち伏せ型」で、ほとんど動かずに獲物を待ち、近づいてきたトカゲや小型哺乳類・鳥類などに素早く噛みつきます。毒は神経毒性が強く、麻痺・呼吸困難を引き起こします。攻撃速度は非常に速く、コブラ科の中でも有数のスピードを誇るとされています。
かつてオーストラリアではデスアダーの咬傷による死亡事故が報告されていましたが、抗毒素血清の普及により近年は致死例が大幅に減少しました。一方で、オーストラリアに持ち込まれた外来種のヒキガエル(ケインヒキガエル)を食べて中毒死するデスアダーも増えており、個体数への影響が懸念されています。
使い方・例文
オーストラリアのブッシュ(低木地帯)でのトレッキング中、落ち葉に擬態したデスアダーに気づかず踏みそうになった事例が報告されており、足元への注意が必要です。
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