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ティムガッドの考古遺跡とは?

てぃむがっどのこうこいせき

ティムガッドの考古遺跡とは、アルジェリア北東部に残るローマ帝国時代の植民都市跡で、整然とした格子状の都市計画が完全な形で保存されたユネスコ世界遺産です。

ティムガッドの考古遺跡(英語名:Timgad)は、現在アルジェリア北東部、バトナ近郊のオーレス山脈の麓に位置する古代ローマの都市遺跡です。ローマ皇帝トラヤヌスの命により、西暦100年頃に退役軍人の入植地として建設されました。

最大の特徴は、ローマ式都市計画の「カストラム(軍営城砦)」様式をそのまま都市に応用した完璧な格子状街路です。東西・南北に直交する幹線道路(カルドとデクマヌス)を軸に、碁盤の目状に区画された街区が整然と並んでいます。都市の規模は創設時に約12ヘクタールでしたが、その後拡張され最盛期には数万人が居住したとされます。

遺跡内には当時の都市機能を示す多くの構造物が残っています。

  • 凱旋門(トラヤヌスのアーチ)
  • 劇場(約3500人収容)
  • フォルム(広場)とバシリカ
  • 公共浴場(14箇所以上)
  • 図書館跡

5世紀以降はヴァンダル族やビザンツ帝国の支配を経て衰退し、砂塵に埋もれていたことで多くの遺構が良好な状態で保存されました。1982年にユネスコ世界遺産に登録され、北アフリカにおけるローマ都市文明の最良の見本として高く評価されています。

使い方・例文

古代ローマ史や都市計画の歴史を学ぶ教材として取り上げられるほか、北アフリカ・アルジェリアの世界遺産を紹介する旅行記や記事で言及されます。

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