メテオラとは?
めておら
メテオラとは、ギリシャ中部に位置する奇岩群の上に建てられた修道院群で、独特の景観と歴史的価値からユネスコの世界複合遺産に登録されています。
メテオラ(Meteora)は、ギリシャ中部テッサリア地方のカランバカ近郊に広がる奇岩群とその上に築かれた修道院群の総称です。「メテオラ」はギリシャ語で「宙に浮くもの」を意味し、まるで空中に浮いているかのようにそびえ立つ奇岩の上に建物が建てられている独特の光景から名付けられました。
この奇岩群は、数千万年前に堆積した砂岩・礫岩層が長い年月をかけて風化・浸食されることで形成されたもので、高さ数十メートルから数百メートルに及ぶ柱状の岩が林立しています。
修道院は14〜16世紀を中心に築かれ、最盛期には24の修道院が存在していました。修道士たちは外部の侵入者から身を守り、静寂のなかで信仰生活を送るために、あえてアクセスが困難な断崖絶壁の頂上を選んで修道院を建てたとされています。現在も人が常住し、宗教活動が続けられているのは以下の6院です。
- メガロ・メテオロン修道院(最大・最古)
- ヴァルラーム修道院
- ルサヌー修道院
- アギオス・ニコラオス・アナパウサス修道院
- アギア・トリアダ修道院
- アギオス・ステファノス修道院
1988年にはユネスコ世界複合遺産(文化と自然の両方の価値を持つ遺産)に登録されました。現在は観光地としても人気が高く、映画やゲームの舞台としても広く知られています。
使い方・例文
世界遺産や絶景スポットの特集番組・旅行ガイドで「断崖の上の修道院」として紹介されることが多く、映画『007 黄金銃を持つ男』のロケ地としても有名です。
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