ダマスク柄とは?
だますくがら
ダマスク柄とは、花・唐草・植物などのモチーフが対称的に繰り返される優雅な織物模様で、ヨーロッパの高級装飾品に長く使われてきた伝統文様です。
ダマスク柄(ダマスク模様)は、花や葉、唐草(アラベスク)などの植物モチーフが左右対称・上下対称に繰り返される格調高い装飾模様です。元来はダマスク織(緞子・どんす)という絹織物の技法に由来し、地と模様が同色の経緯(たてよこ)糸の配列の違いによって光沢の差で文様を浮かび上がらせます。
名称はシリアの首都ダマスカスに由来するとされており、中世ヨーロッパにシルクロード経由で伝わった東方の高級織物がその起源です。中世から近世にかけてヨーロッパ王侯貴族の宮廷で広く愛好され、テーブルクロス・カーテン・壁紙・衣服などに用いられました。
現代では印刷や刺繍によってもダマスク柄が再現されており、さまざまな素材・製品に展開されています。代表的な用途として以下が挙げられます。
- 壁紙・カーテン(クラシックやゴシック調のインテリア)
- テーブルウェア(テーブルクロス・ナプキン)
- テキスタイル・服地(ドレスやジャケットの生地)
- 食器・陶磁器のプリント装飾
その左右対称のリズミカルな構造と植物モチーフの豊かさは、視覚的な豊かさと伝統的な格調を兼ね備えており、クラシックなヨーロッパスタイルの象徴的な模様として現代でも高い人気を誇ります。
使い方・例文
「ダマスク柄の壁紙を選ぶことで、ホテルのスイートルームのような格調あるインテリアに仕上がった」のように、インテリアやテキスタイルデザインの場面でよく使われます。
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