ダイオウホウズキイカとは?
だいおうほうずきいか
ダイオウホウズキイカとは、深海に生息する世界最大級のイカで、体重が数百キログラムに達することもある巨大な頭足類です。
ダイオウホウズキイカ(学名:Mesonychoteuthis hamiltoni)とは、ツメイカ科に属する深海性のイカで、現在知られているイカの中で最も重い種とされています。英名は「コロッサル・スクイッド(Colossal Squid)」と呼ばれ、南極海などの冷たい深海に生息します。
体の大きさについては、外套長(胴体部分)だけで2〜3メートルに達し、触手を含めた全長は推定で10メートルを超える個体も存在するとされています。確認された個体の体重は500キログラム前後のものも報告されており、体重においては最大とも言われるダイオウイカをも上回る可能性があります。
ダイオウホウズキイカの特徴としては以下の点が挙げられます。
- 触手の吸盤に鋭い回転するかぎ爪(フック)がある
- 動物界最大の目を持つとされ、直径が30センチメートル以上に達する個体も確認されている
- 捕獲例が少なく、生態の多くが未解明
- マッコウクジラなどの天敵に捕食される
深海という調査困難な環境に生息するため、生きた状態での観察例は極めて少なく、多くの知見は漁船の漁獲物や鯨の胃内容物から得られています。ニュージーランドを中心とした研究チームが標本を入手・研究しており、2007年に体重495キログラムの個体が捕獲されたことで世界的に注目されました。
使い方・例文
深海生物や動物の「世界最大」を紹介する特集番組・書籍・図鑑でよく取り上げられます。「ダイオウホウズキイカはダイオウイカより重い可能性があるとされる」という形で登場します。
この用語をシェア
最終更新: