カ科とは?
かか
カ科とは、吸血性の雌が知られる双翅目の昆虫の科で、マラリアやデング熱などの感染症を媒介することで人類に大きな影響を与えています。
カ科(Culicidae)は、ハエ目(双翅目)に属する昆虫の科で、一般に「蚊(か)」と呼ばれるグループです。世界に3,500種以上が知られており、南極大陸を除くほぼ全ての地域に分布しています。
最大の特徴は、雌が脊椎動物の血液を吸うことです。雌は卵の発育に必要なタンパク質を得るために吸血を行い、長い口吻(こうふん)を皮膚に刺して血を吸います。雄は花の蜜などを食べ、吸血は行いません。吸血の際には唾液を注入するため、かゆみが生じるとともに、さまざまな病原体が宿主に伝播する経路となります。
カ科が媒介する主な感染症には以下のものがあります。
- マラリア(ハマダラカ属が媒介)
- デング熱・ジカ熱(ネッタイシマカなどが媒介)
- 日本脳炎(コガタアカイエカが媒介)
- フィラリア症(各種カが媒介)
幼虫(ボウフラ)は水中で生活し、有機物を濾過して摂取します。成虫の寿命は種によって異なりますが、雌は数週間から数か月生存します。感染症対策として、蚊帳・殺虫剤・幼虫発生源の除去などが各地で実施されています。
使い方・例文
夏の夜に肌を刺して高音の羽音を出す虫が蚊(カ科)で、刺された後には赤くはれてかゆみが生じます。
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