ダイオウイカとは?
だいおういか
ダイオウイカとは、世界最大級の無脊椎動物のひとつで、深海に生息する巨大なイカの一種です。
ダイオウイカ(大王烏賊、学名:Architeuthis dux)は、ツツイカ目ダイオウイカ科に属する深海性のイカで、脊椎動物を除く動物の中でも最大級の体サイズを誇ります。外套長(胴体部分)だけで2メートルを超えることがあり、触腕を含めた全長は10メートルを超える個体も知られています。
ダイオウイカの身体的特徴は次の通りです。
- 動物界で最大級の目を持ち、直径が30センチに達する個体もある(暗い深海での視覚に適応)
- 8本の腕と2本の長い触腕を持ち、触腕の先端には大きな吸盤が並ぶ
- 外套膜内にアンモニアを含む体液があり、浮力の調整に役立てている
水深200〜1000メートルほどの深海に生息しており、長らく生態の詳細は謎に包まれていましたが、2000年代以降に水中カメラによる撮影に成功し、生態の一端が明らかになりました。食性は魚類や他のイカ類などで、天敵はマッコウクジラです。マッコウクジラの体表に残る吸盤の跡がダイオウイカの存在を示す証拠として古くから知られていました。
世界各地の深海に分布するとされますが、まだ不明な点が多く、深海生物学における重要な研究対象です。
使い方・例文
マッコウクジラの胃の中からダイオウイカの嘴(くちばし)が発見されることがあり、ダイオウイカがマッコウクジラの主要な餌であることが示されています。
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