タータントラックとは?
たーたんとらっく
タータントラックとは、合成ゴムやポリウレタン素材で作られた陸上競技用の全天候型トラックで、クッション性と弾力性に優れた現代競技場の標準仕様です。
タータントラック(Tartan Track)は、陸上競技場に敷設される合成素材製の走路のことです。「タータン」はもともとスコットランドの格子縞模様を指す言葉ですが、陸上競技においては3Mが開発した商標名に由来しており、現在では合成ゴムやポリウレタン系の全天候型トラック全般を指す言葉として広く使われています。
タータントラックが普及する以前は、砂や土(シンダーコース)が一般的でした。合成トラックは1960年代に開発が進み、1968年のメキシコシティオリンピックで本格的に採用されたことで世界中に広まりました。それ以降、雨天でも滑りにくく、均一な弾力性を持つ合成トラックが陸上競技の標準となりました。
タータントラックの主な特徴は以下の通りです。
- クッション性があり、膝や足首への負担を軽減する
- 雨天でも水はけが良く、全天候で使用可能
- 表面の摩擦係数が一定で、安定したパフォーマンスを発揮できる
- 耐久性が高く、長期間使用できる
- メンテナンスが比較的容易
国際陸上競技連盟(World Athletics)はトラックの素材・硬度・厚さなどについて厳格な規定を設けており、公認競技会で使用されるトラックはこの基準を満たす必要があります。現在では競技レベルから学校の体育施設まで幅広く導入されています。
使い方・例文
100m走や400mリレーなどの競技は、タータントラックの上で行われます。スパイクシューズの刃がトラック表面に適度に食い込むことで、選手は力強い蹴り出しが可能になります。
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