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タマムシ科とは?

たまむしか

タマムシ科とは、甲虫目に属する昆虫の科のひとつで、金属光沢のある美しい鞘翅(はねの外側)を持つことで知られる種が多い昆虫グループのことです。

タマムシ科(学名:Buprestidae)は、コウチュウ目(甲虫目)に属する昆虫の科で、世界中に1万5000種以上が知られる大きなグループです。日本語の「タマムシ」という名は、その翅が玉虫色(緑・赤・金などの金属光沢が角度によって変わる色)に輝くことに由来しています。

タマムシ科の特徴として以下が挙げられます。

  • 金属光沢のある鞘翅(前翅):構造色と呼ばれる光の干渉による発色で、色素ではなく微細構造が色を生み出す
  • 体は細長く扁平で、前胸部と鞘翅の境目が明瞭
  • 幼虫は木材の内部(形成層や材部)を食べて育つ「木食い虫」
  • 成虫は花粉・葉・樹液などを食べる

日本を代表するヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)は体長3〜4センチほどで、緑・赤の金属光沢が美しく、古来から装飾に用いられてきました。奈良の法隆寺に収蔵される「玉虫厨子」は、タマムシの翅を装飾に使った7世紀の工芸品として有名です。

一方で、スギやヒノキを枯らす「スギカミキリ」とは異なりますが、タマムシの仲間にも林業害虫となる種が含まれており、経済的な観点からも研究が行われています。

使い方・例文

「夏に公園を歩いていると、金属光沢を放つタマムシ科の甲虫がエノキの幹にとまっているのを見かけることがある。」

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