マムシとは?
まむし
マムシとは、日本全国に広く分布するクサリヘビ科の毒ヘビで、三角形の頭部と銭形の斑紋が特徴で、噛まれると出血毒で深刻な症状を引き起こします。
マムシ(蝮、学名:Gloydius blomhoffii)は、クサリヘビ科マムシ属に属する毒ヘビで、北海道から九州・一部の離島まで日本全国に広く分布しています。日本本土に生息する毒ヘビとしてはヤマカガシとともに代表的な存在です。
- 体長:40〜65cm程度で比較的小型
- 頭部:三角形または矢じり型で胴体との区別が明確
- 斑紋:背面に銭形(円形〜楕円形)の暗色斑が連なる独特の模様
- 体色:褐色・赤褐色・灰褐色など変異が多い
- 目:縦長の瞳孔を持つ(ピット器官を持ち赤外線感知が可能)
毒は主に出血毒(溶血毒)で、噛まれると激しい腫れ・出血・壊死・全身症状などを引き起こす可能性があります。死亡例は少ないものの、適切な抗毒素血清(抗マムシ血清)による治療が必要であり、噛まれた場合は速やかに医療機関を受診することが重要です。
生態的には卵胎生(卵を体内で孵化させて子を産む)で、カエル・ネズミ・トカゲなどを捕食します。夜行性の傾向が強く、山道・草むら・石垣付近に生息します。漢方薬や滋養強壮の食材としても利用されてきた歴史があります。
使い方・例文
ハイキングや山仕事の際の注意事項として「マムシに注意」と案内されることが多く、野外活動の安全情報でよく登場する生き物です。
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