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タブラとは?

たぶら

タブラとは、北インド古典音楽で中心的に使われる一対の手打ち太鼓で、精緻なリズム演奏が特徴の打楽器です。

タブラ(Tabla)は、インドの北インド(ヒンドゥスターニー)古典音楽において最も重要な打楽器の一つで、大きさの異なる二つの太鼓をひと組として演奏します。右手で打つ小さな太鼓を「タブラ」、左手で打つ大きな太鼓を「バーヤー」と呼び、合わせて「タブラ」と総称されます。

タブラの胴は木製で、皮は山羊や牛の革が使われます。中央には「シャーヒ」と呼ばれる黒い円形の塗料が塗布されており、これが独特の倍音豊かな音色を生み出す鍵となっています。バーヤーは金属製の胴をもち、手のひらの角度を変えることで音程を変化させることができます。

タブラはムガル帝国時代頃から現在の形に発展したとされ、北インド古典音楽のラガ(旋律様式)演奏においてタール(リズム周期)を刻む役割を担います。演奏者はボル(bols)と呼ばれる音節語を使ってリズムパターンを口頭で伝え、即興的なやり取りも重要な演奏要素です。

現代ではジャズ・ワールドミュージック・ポップスとの融合も進み、ラヴィ・シャンカルなどの演奏を通じて世界的に知られるようになりました。

使い方・例文

インド古典音楽のコンサートでシタールの演奏に合わせてタブラが複雑なリズムを刻む場面は、代表的な登場シーンです。

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