本文へスキップ

タテハチョウ科とは?

たてはちょうか

タテハチウ科とは、チョウ目に属する昆虫の大きなグループで、前脚が退化して4本脚のように見えることを特徴とする蝶の仲間です。

タテハチウ科(Nymphalidae)は、チョウ目に属する昆虫の科で、世界に約6,000種以上が知られる最大の蝶の科です。日本国内でも100種以上が記録されており、身近な里山から高山帯まで幅広い環境に生息しています。

タテハチョウ科の最大の特徴は前脚が大幅に退化している点です。6本あるはずの脚のうち前の2本が極めて小さく、折り畳まれた状態になっているため、静止時には4本脚のように見えます。この前脚は歩行には使わず、感覚器官として味覚を感じる役割を担っています。

タテハチョウ科に含まれる代表的なグループには以下のものがあります。

  • タテハ亜科:キタテハ・ヒメアカタテハ・ルリタテハなど
  • ヒョウモン亜科:ミドリヒョウモン・ウラギンヒョウモンなど
  • イシガケチョウ亜科:独特の網目模様を持つ南方系の種
  • コムラサキ亜科:翅に金属光沢を持つ種が多い

幼虫の食草は種によって異なり、イラクサ・ヤナギ・スミレ・クズなど多様な植物を利用します。成虫は腐果や樹液、花の蜜を好み、越冬する種では翅を木の皮に似た模様で擬態する種もあります。

使い方・例文

公園の花壇によく飛んでくるヒメアカタテハや秋に見かけるキタテハは、どちらもタテハチョウ科の代表種で、身近な場所で観察できます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語