タテジマウミウシとは?
たてじまうみうし
タテジマウミウシとは、体に縦縞模様を持つウミウシの総称で、日本近海を含む各地の浅い海に生息する裸鰓類の軟体動物です。
タテジマウミウシ(縦縞海牛)は、軟体動物門腹足綱裸鰓目(ヌディブランキア)に属するウミウシのうち、体に縦縞模様を持つ種の総称として用いられることが多い呼び名です。日本では Ardeadoris 属や Glossodoris 属などに含まれる複数の種がタテジマウミウシという和名を共有したり、縦縞に見える体表を持つグループとしてまとめて紹介されたりします。
一般的な特徴として、体長は2〜5センチメートル程度で、体の背面に白・黒・橙・紫などの縦縞状の色彩パターンが見られます。貝殻を持たない裸鰓類で、背面には呼吸のための二次鰓(えら)が花状に開いています。
生息域は岩礁海岸の浅海域で、カイメンや被嚢類(ホヤの仲間)などを餌として摂取します。食べた餌の色素を体内に取り込むことで体色が変化する種もあり、餌と体色の関係が研究対象になっています。
鮮やかな体色は警戒色として機能し、皮膚の分泌物や取り込んだ有害化学物質を使って捕食者を遠ざけます。ダイビングスポットでは写真撮影の対象として人気が高く、ウミウシ観察の中でも目立つグループのひとつです。
使い方・例文
「磯のタイドプールをのぞくと、縞模様が美しいタテジマウミウシがゆっくりと岩肌を這っていた」のように、磯観察やスキューバダイビングの話題でよく登場します。
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