タコノマクラとは?
たこのまくら
タコノマクラとは、円盤状のユニークな形をしたウニの仲間で、砂浜の土産物として乾燥した殻がよく知られています。
タコノマクラ(蛸の枕、学名:Astriclypeus manni)は、不正形類(タコノマクラ目)に属する棘皮動物で、ウニの仲間です。名前は扁平な円盤状の形が蛸の枕(休憩場所)を連想させることから付けられたとされます。英語では「sand dollar(砂ドル)」と呼ばれる類似した生き物と近縁です。
生きているタコノマクラは短い棘(とげ)に全身を覆われており、砂泥底をゆっくりと移動しながら有機物を食べます。死後に棘が脱落し、白く丸い素焼きのような殻(テスト)が残ります。この乾燥した殻には花びら型の複雑な模様(花孔紋)があり、美しい工芸品的な外観を持ちます。
日本では沖縄・南西諸島などの熱帯から亜熱帯の海域を中心に分布し、遠浅の砂浜や砂底に群生することがあります。世界的にはタコノマクラ類(Clypeasteroida)は海浜域に広く分布します。
生態学的には砂底の生態系において重要な役割を担います。
- 砂を攪拌して底質を改善する
- 有機物を分解・循環させる
- 他の生物の餌となる
観光地の土産物として乾燥殻が販売されることが多く、沖縄の海の産物として広く認知されています。
使い方・例文
沖縄の砂浜で拾ったタコノマクラの殻は、乾燥させると白くて軽い円盤状になり、インテリア雑貨や土産品として人気があります。
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