タカブシギ属とは?
たかぶしぎぞく
タカブシギ属とは、シギ科に属する小型から中型の渡り鳥の一群で、世界各地の湿地や水辺に生息する鳥類の分類単位です。
タカブシギ属(学名:Tringa)は、チドリ目シギ科に属する鳥類の属のひとつで、水辺や湿地帯を好む渡り鳥の仲間をまとめた分類群です。
タカブシギ属には世界各地に複数の種が含まれており、日本でよく見られる代表種としてタカブシギ(Tringa glareola)があります。体長はおよそ20センチメートル前後で、細長い脚と尖ったくちばしが特徴的です。羽色は上面が褐色で白い斑点模様があり、腹面は白みがかっています。
この属に属する鳥の主な特徴は以下の通りです。
- 細長い脚を持ち、浅い水辺を歩き回りながら昆虫や小型甲殻類を捕食する
- 多くの種が長距離の渡りを行い、北半球で繁殖し、冬季はアフリカやアジア南部・オーストラリアなどに移動する
- 「ピリリ」「チリリ」など高い鳴き声を発し、飛翔時にも鳴く
- 湿原・水田・干潟・河川敷など幅広い水辺環境を利用する
日本では春と秋の渡りの季節に観察でき、バードウォッチャーに親しまれています。シギの仲間全体が生息環境の変化や湿地の減少によって個体数の減少が懸念されており、水辺環境の保全が重要とされています。
使い方・例文
「秋の渡りの時期、水田や河川敷でタカブシギ属の鳥が群れを作って採食している姿を見かけることがあります。」
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