ソリロキーとは?
そりろきー
ソリロキーとは、演劇において登場人物が舞台上でひとり内面の思いを観客に向かって語る独白の技法です。
ソリロキー(Soliloquy)とは、演劇における劇的技法のひとつで、登場人物が舞台上で他の人物には聞こえない形で、自分の内面の思いや心理状態を観客に向けて独白する手法を指します。日本語では「独白(どくはく)」と訳されることが多く、モノローグ(Monologue)と区別して用いられる場合もあります。
モノローグが他の人物も聞いている状況での長台詞を含む広い概念であるのに対し、ソリロキーは厳密には「その場に他の登場人物がいない、あるいはいても聞こえていないという前提での独り言」という意味合いが強くなっています。観客だけが登場人物の本音を聞ける特権的な瞬間です。
ソリロキーが効果的に機能する点としては、以下のものが挙げられます。
- 登場人物の内面心理を直接観客に伝える
- 物語の伏線や状況説明を自然に行える
- 観客と登場人物の間に特別な共感や緊張感を生む
- 登場人物の葛藤や決意を劇的に表現できる
最も有名なソリロキーのひとつが、シェイクスピアの『ハムレット』における「生きるべきか、死ぬべきか」という場面です。現代演劇でもこの手法は引き継がれており、映画やドラマではモノローグやナレーションとしても発展しています。
使い方・例文
「ハムレットがソリロキーで苦悩を語る場面は、観客だけが彼の本音を知ることのできる特別な瞬間として、演劇史上最も有名な独白のひとつとされています」という形で演劇用語の解説に登場します。
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