スライド奏法とは?
すらいどそうほう
スライド奏法とは、弦楽器で指やスライドバーを弦に押し当てたまま滑らせ、音程を連続的に変化させる演奏技法です。
スライド奏法とは、ギターやバイオリンなどの弦楽器において、フレットを押さえた指または専用の金属・ガラス製の「スライドバー」を弦上で滑らせることで、音程を段階的ではなく滑らかに変化させる演奏技法です。
最も広く知られるのはエレクトリックギターやアコースティックギターで用いられるスライドギター奏法で、アメリカ南部のブルーズ音楽と深く結びついています。かつては瓶のネックやナイフを使っていたことから「ボトルネック奏法」とも呼ばれます。ギタリストは金属製のスライドバーを薬指や小指にはめ、弦に軽く触れながら上下に動かします。
この奏法の特徴は以下のとおりです。
- フレットとフレットの間の音程も自由に出せるため、人間の声のような表情豊かな音が生まれる
- ビブラートや「グリッサンド」と組み合わせやすく、感情的な表現に適している
- オープンチューニング(開放弦で和音になる調弦)と相性がよい
- ハワイアンミュージックの「スチールギター」も同系統の技法
スライド奏法はブルーズにとどまらず、ロック、カントリー、ハワイアン、さらにインド音楽の「スライドギター」など世界各地の音楽に取り入れられており、弦楽器表現の幅を大きく広げる重要な技法です。
使い方・例文
「ライ・クーダーやデュアン・オールマンのギタープレイで、グラスを滑らせるように音が揺れるあの独特の響きがスライド奏法によるものです。」
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