スミロドンとは?
すみろどん
スミロドンとは、約270万年前から約1万年前まで南北アメリカ大陸に生息した絶滅した肉食哺乳類で、サーベルタイガーの代表的な種として知られています。
スミロドン(Smilodon)は、新生代の更新世(約270万年前〜約1万年前)に南北アメリカ大陸に生息していた絶滅した肉食哺乳類です。ネコ科に近縁ですが現生のライオンやトラとは別の系統に属しており、「サーベルタイガー」の通称で広く知られています(正確にはトラではないため「サーベルトゥースキャット」とも呼ばれます)。
スミロドンの最大の特徴は、上顎から突き出た一対の長大な犬歯です。種によっては長さが20センチメートル以上に達し、獲物の首筋や喉を刺し貫くために使われたと考えられています。体格は現代のライオンに匹敵し、がっしりとした四肢と短い尾を持っていました。
スミロドンには複数の種が知られています。
- スミロドン・グラシリス:最も古くかつ小型の種
- スミロドン・ファタリス:北米を中心に広く分布した代表的な種
- スミロドン・ポプラトール:南米最大の種で、体重が推定400kg以上とも言われます
カリフォルニア州のラ・ブレア・タールピット(アスファルト層)からは大量のスミロドンの化石が産出しており、その生態研究に大きく貢献しています。約1万年前の最終氷期末に、気候変動や大型草食動物の絶滅、人類の狩猟などが原因となって絶滅したと考えられています。
使い方・例文
「博物館の古生物展示でスミロドンの復元骨格を見ると、長い牙の迫力に圧倒される」のように、自然史博物館や古生物の解説で頻繁に登場する古代生物です。
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