サーベルタイガーとは?
さーべるたいがー
サーベルタイガーとは、新生代に生息していた剣のように長い犬歯を持つ絶滅した大型肉食哺乳類の総称です。
サーベルタイガーとは、新生代(約5000万年前〜1万年前ごろ)に地球上に広く生息していた、上顎の犬歯が極端に発達した絶滅肉食哺乳類の総称です。正式には「剣歯虎(けんしこ)」とも呼ばれ、英語では「saber-toothed cat」とも表記されます。
最もよく知られる種はスミロドン(Smilodon)で、北アメリカや南アメリカに生息していました。上顎の犬歯は長さ20センチメートル以上に達するものもあり、獲物を仕留めるのに使われたと考えられています。ただし現代のトラやライオンとは系統的に異なり、ネコ科動物ではあるものの、別の亜科に分類されます。
サーベルタイガーは大型の草食動物(マンモスや大型ウシ類など)を主な獲物としていたと推測されています。長い犬歯は獲物の喉や首を刺し貫くのに適した形状であり、捕食行動において重要な役割を果たしていたと考えられています。
約1万年前の最終氷期末に、多くの大型哺乳類とともに絶滅しました。気候変動や、北アメリカ・南アメリカへの人類の進出による大型獲物の減少が絶滅の原因として挙げられています。現代の古生物学では、化石からその骨格・生態が詳しく研究されており、先史時代の生態系を知る上で重要な存在です。
使い方・例文
博物館の展示や恐竜・古生物をテーマにしたドキュメンタリーで、マンモス時代の生態系を解説する際に「サーベルタイガー」という名前が頻繁に登場します。ゲームやアニメなどでも先史時代の猛獣として描かれることが多い動物です。
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