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スマトラサイとは?

すまとらさい

スマトラサイは現存するサイの中で最も小型かつ最も古い系統に属する種で、東南アジアの熱帯雨林に生息する絶滅危惧種です。

スマトラサイ(学名:Dicerorhinus sumatrensis)は、奇蹄目サイ科に属するサイの一種で、現存する5種のサイの中で最も小型です。体長は約2〜3メートル、体重は500〜800キログラム程度で、他のサイと比べてかなり小柄です。また、サイとしては珍しく体に長い赤褐色の毛が生えており、「有毛サイ」とも呼ばれます。

スマトラサイの最大の特徴は、現存するサイの中で最も古い系統をもつことです。約4000万年前に他のサイの系統から分岐したとされており、絶滅したウールリーライノ(ケサイ)に最も近縁な現生種とされています。

本種はインドネシア(スマトラ島・ボルネオ島)に分布していましたが、森林破壊と密猟による角の採取が原因で急速に個体数が減少しました。現在では野生の個体数が非常に少なく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧IA類(CR)」に指定されています。

保護活動として飼育繁殖プログラムが行われており、インドネシアのスマトラサイ保護区では自然交配による繁殖が試みられています。しかし繁殖が難しく、個体数の回復は依然として大きな課題です。

使い方・例文

絶滅危惧種に関する環境問題のレポートや、世界のサイの種類を紹介する動物図鑑・ドキュメンタリーの文脈でスマトラサイが取り上げられます。

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