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小柄とは?

こづか

小柄とは、日本刀の鞘に差し込まれている小型の刀具で、日常的な細作業や装飾品として用いられたものです。

「小柄(こづか)」とは、日本刀の外装(拵え)において、鞘の表側に設けられた溝(小柄樋)に差し込まれている小型の刀具です。全長はおよそ20cm前後で、小刀の刃と、これを把持するための金属製の柄(把手)が一体となった形状をしています。

小柄は実用と装飾の両面を持ちます。

  • 実用面:食事の際に肉や魚を切る小刀として、また縄を切ったり紙をまとめたりする細かな作業に使われた
  • 装飾面:柄の部分は金工師によって精巧な図案彫刻象嵌され、刀全体の芸術的価値を高めた
  • 護身用:携帯に便利な小型の武器としても機能した

小柄の柄(把手)部分は「小柄金具」とも呼ばれ、金・銀・銅・鉄などの金属に動植物や故事来歴などの図案を施した工芸品として独立した鑑賞価値を持ちます。現代でも刀装具コレクターの間で高く評価されており、博物館や美術館でもしばしば展示されます。なお「笄(こうがい)」と並んで刀の付属品の代表的なものとして知られています。

使い方・例文

「美術館で江戸時代の刀を見ると、鞘に小柄が収まっており、その金工の細工が見事だった」のように武具・工芸品の文脈で登場します。

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