スペースフレームとは?
すぺーすふれーむ
スペースフレームとは、三次元的な格子状のトラス構造で、大空間を柱を少なくして覆える建築・構造システムです。
スペースフレーム(Space Frame)とは、多数の短い部材を三次元格子状に組み合わせたトラス構造のことです。二次元的な平面トラスを立体化したもので、「立体トラス」とも呼ばれます。
構造の原理は、個々の短い部材が引張・圧縮のみを負担し、格子全体で荷重を均等に分散するというものです。二次元トラスと異なり三方向に部材が伸びるため、どの方向からの力にも対応でき、薄くて軽量な構造で広大な面積を覆うことができます。
スペースフレームの主な特徴は以下のとおりです。
- 大スパン:中間柱なしで数十メートル以上の空間を確保できる
- 軽量性:素材に対して高い剛性を発揮する
- 施工性:工場でユニットを製作し現場で組み立てられる
- デザイン自由度:曲面・多角形など複雑な形状にも対応
具体的には空港の出発ロビー、体育館・アリーナの屋根、駅舎の大屋根、展示会場などの大空間建築に広く使われています。鉄やアルミニウム合金の部材を球形ジョイントで連結するシステムが一般的で、見た目の美しさも評価されています。現代建築における大空間実現の代表的な手法のひとつです。
使い方・例文
国際空港のターミナルでは、スペースフレームが天井を支えることで、広大な吹き抜け空間を少ない柱で実現しています。
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