スプレッドとは?
すぷれっど
スプレッドとは、金融・気象・農業などの分野で「広がり」や「差異」を表す言葉で、特に金融では売値と買値の差額を指します。
スプレッド(Spread)は英語で「広がり・拡散・差」を意味する言葉で、分野によって異なる意味で用いられます。
自然・気象の文脈では、スプレッドは気象モデルや数値予報のアンサンブル予報における「予報のばらつき(分散)」を指すことが多く、複数のシミュレーション結果の広がりが大きいほど予報の不確実性が高いことを示します。台風進路予報の円錐形(コーンオブアンサーティンティ)もスプレッドの可視化の一形態です。
金融・経済分野では以下の意味で使われます。
- 為替・株式売買における「ビッド(買値)とアスク(売値)の差」
- 国債金利差(例:米国10年債と2年債の利回り差)
- 社債と国債の信用リスクに伴う金利上乗せ(クレジットスプレッド)
農業・疫学の文脈では感染症や害虫の「拡散・蔓延」を指すこともあります。また食品分野では「パンに塗るもの(バターやジャム)」という意味でも使われます。
いずれの分野でも「何らかの差異や広がりの大きさ」を示す概念として共通しており、スプレッドが小さいほど差や不確実性が少なく、大きいほど差・リスク・ばらつきが大きいことを意味します。
使い方・例文
「アンサンブル予報のスプレッドが大きく、数日後の気象は複数のシナリオが考えられる不確実な状況だ」のように用いられます。
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