スノードロップとは?
すのーどろっぷ
スノードロップとは、雪解けの頃に白い釣り鐘状の花を咲かせる、ヒガンバナ科の小型球根植物です。
スノードロップ(Galanthus)は、ヒガンバナ科ガランサス属に分類される球根植物で、ヨーロッパから西アジアにかけて約20種が自生しています。属名のGalanthusはギリシャ語で「乳白色の花」を意味し、日本名のスノードロップは英名「Snowdrop」をそのまま用いたものです。
最大の特徴は、まだ雪が残る早春に他の花に先駆けて花を咲かせることです。花は下向きに垂れ下がる釣り鐘形で、外花被片3枚(白く大きい)と内花被片3枚(緑の斑点が入ることが多い)から成ります。草丈は10〜20センチほどで、細長い葉が2〜3枚伸びた株の中央から1本の花茎が伸びます。
代表種のガランサス・ニバリス(Galanthus nivalis)は最もよく知られており、ヨーロッパの庭園や林床に広く自生しています。一重咲きのほか、花弁が増えた八重咲き品種も存在し、コレクター(ガランソフィル)の間では希少品種が高値で取り引きされることもあります。
栽培においては、夏の高温乾燥を嫌うため、落葉樹の木陰のような半日陰で腐植質に富んだ土壌が適しています。球根は晩夏〜秋に植え付け、翌年早春に開花します。群植すると一面に白い花が広がり、冬の終わりを告げる風景として観賞価値が高く、庭園の早春の名脇役として世界的に人気があります。
使い方・例文
スノードロップはイギリスの庭園や公園で群生する早春の風景写真として紹介されたり、球根植物の植え付けカレンダーで秋植え球根の一つとして取り上げられたりする場面でよく登場します。
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