ジュウシマツとは?
じゅうしまつ
ジュウシマツは江戸時代に日本で作出されたカエデチョウ科の小鳥で、温和な性格と飼育のしやすさから長く愛されてきたペットバードです。
ジュウシマツ(十姉妹)は、カエデチョウ科に属する小型の飼い鳥です。体長は約12〜13センチメートルで、羽色は白・茶・黒などが混じった個体が一般的ですが、品種改良によりさまざまな羽色のタイプが存在します。名前の由来については「十羽が姉妹のように仲よく群れる」「常に似た者(似た姿)が集まる」など諸説あります。
ジュウシマツはアジアに生息するキンパラ(White-rumped Munia)などを元に、江戸時代の日本で長年にわたる品種改良の末に作られたとされており、野生には存在しない人工の品種です。このため自然界では単独で生存することができず、飼育下でのみ存在します。
ジュウシマツが飼い鳥として長く親しまれてきた理由には以下の特徴があります。
- 温和でほとんど攻撃性がなく、複数羽を同一ケージで飼育しやすい
- 繁殖力が旺盛で、他の小鳥(十姉妹の卵でない卵)の里親になる「托卵」行動を利用した養育が可能
- 鳴き声が比較的小さく、集合住宅でも飼いやすい
- 丈夫で飼育管理が比較的容易
近年は行動科学・神経科学の研究対象としても重要で、特に「学習による鳴き声の習得(ソングラーニング)」の研究に活用されています。日本の伝統的なペット文化を代表する鳥のひとつとして、現在も多くの愛好家に飼育されています。
使い方・例文
「祖父の家ではジュウシマツを何羽もケージで飼っており、小さな鳴き声がいつも聞こえていた。」ペットショップや小鳥の愛好・飼育の話題でよく登場する鳥の名前です。
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