ジャガーとは?
じゃがー
ジャガーとは、南北アメリカ大陸に生息するネコ科最大級の肉食獣で、力強い体格と独特の斑紋を持つ野生動物です。
ジャガー(学名:Panthera onca)は、ネコ科ヒョウ属に属する大型の肉食動物で、アメリカ大陸に生息する唯一のヒョウ属の種です。体長は頭胴長で約1.1〜1.9メートル、体重はおよそ56〜96キログラムに達し、アメリカ大陸に生息するネコ科動物の中では最大の種となっています。
外見上の特徴として、黄褐色から橙色の毛皮に黒い斑点(ロゼット)が並ぶ模様が挙げられます。ヒョウの模様に似ていますが、ジャガーのロゼットの中には小さな黒点が含まれており、この点で区別できます。また、黒化個体(メラニズム)も存在し、一般的に「ブラックパンサー」と呼ばれることがあります。
生息地はメキシコから南アメリカのパンタナール湿地帯にかけての広い範囲で、特にアマゾン熱帯雨林に多く見られます。泳ぎが得意で水辺を好むことも特徴のひとつです。食性は肉食で、カピバラ、カイマン、シカ、魚類など幅広い動物を獲物とします。強力な顎の力を持ち、頭蓋骨に直接噛み付いて獲物を仕留める独自の捕食スタイルを持っています。
現在は生息地の破壊や密猟などにより個体数が減少しており、国際自然保護連合(IUCN)によって「危急種」に指定されています。中南米の多くの文化では神聖な動物として崇められており、アステカ文明やマヤ文明においても重要な位置を占めていました。
使い方・例文
ジャガーはアマゾンのジャングルを舞台にした自然ドキュメンタリーや、野生動物保護を扱うニュースでよく取り上げられます。また、自動車ブランドの「Jaguar(ジャガー)」の名称の由来としても知られています。
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