シロサイとは?
しろさい
シロサイとは、アフリカに生息する現生最大のサイで、幅広い口で草を食むことを特徴とする草食性の大型哺乳類です。
シロサイ(白犀、学名:Ceratotherium simum)は、哺乳類奇蹄目サイ科に属するサイの一種で、現生するサイ5種のうち最も体が大きい種です。体重は成獣で1,500〜3,600kgに達し、陸上哺乳類としてはアフリカゾウに次いで大型の部類に入ります。
「シロサイ」という名称は英語の「White rhinoceros」の訳ですが、実際の体色は灰色で白くありません。名前の由来については諸説あり、アフリカーンス語で「広い」を意味する「wyd(ワイド)」が英語の「white(ホワイト)」に聞き誤られたとする説が有力です。これは平たく幅広い口(square lip)を指しており、クロサイの尖った口吻と対比されます。
シロサイはサバンナの草地を好み、幅広い口で短草を大量に刈り取るグレイザー(草食者)型の食性を持ちます。群れを作る習性があり、メス同士の小グループやオス単独の縄張り行動が観察されます。
シロサイには南部シロサイと北部シロサイの2亜種がありますが、北部シロサイは密猟と生息地喪失により個体数が激減し、現在は極めて希少な状態にあります。南部シロサイは20世紀初頭に絶滅寸前まで追い込まれましたが、保護活動によって個体数が回復し、現在は比較的安定しているとされています。
使い方・例文
アフリカのサファリで観察できる大型動物の一つで、広い口を地面すれすれに近づけて草をムシャムシャ食べる様子が特徴的です。動物園でも展示されており、クロサイとの口の形の違いを見比べる展示解説がよく行われます。
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