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クロサイとは?

くろさい

クロサイとは、アフリカに生息する大型の草食哺乳類で、現在は密猟や生息地破壊により絶滅危惧状態にあるサイの一種です。

クロサイ(学名:Diceros bicornis)は、奇蹄目サイ科に属する大型哺乳類で、シロサイとともにアフリカに生息する2種のサイのうちの一方です。名前に「クロ」とありますが、体色は実際にはグレーや茶褐色であり、シロサイとの色の違いに由来する名前ではありません。英語名「Black Rhinoceros」は、シロサイの「White」に対比して付けられたという説があります。

クロサイの最大の特徴は、前方に突き出した上唇です。シロサイの広い平たい口と異なり、クロサイはとがった上唇で木の葉や小枝をつかんで食べる「閲覧食者(ブラウザー)」に分類されます。一方、シロサイは草を地面から刈り取る「放牧食者(グレーザー)」です。

体長は約3〜3.8m、体重は約800〜1400kgに達します。鼻先に2本の角を持ち、前角が長く、後角は短いのが一般的です。この角はケラチンという物質でできており、漢方薬の素材として高値で取引されるため、密猟の主な標的となってきました。

20世紀初頭には数十万頭いたとされるクロサイは、密猟と生息地の減少によって個体数が激減しました。現在は国際自然保護連合(IUCN)により「絶滅危惧IA類(CR)」に指定されており、保護活動が続けられています。亜種によっては既に野生絶滅したものもあります。

使い方・例文

クロサイは環境教育や野生動物保護の文脈でよく取り上げられ、「密猟と絶滅危機の象徴的存在」として紹介されることが多い動物です。

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