サンタアナ風とは?
さんたあなかぜ
サンタアナ風とは、米国カリフォルニア州南部で秋から冬に発生する高温・乾燥・強風を特徴とする季節風です。
サンタアナ風(Santa Ana Winds)は、主に秋から初冬にかけてカリフォルニア州南部で吹く、乾燥した熱風です。内陸の高気圧から沿岸部に向かって吹き降ろす「おろし風(下降風)」の一種で、モハーヴェ砂漠やグレートベースン高原から南西方向のロサンゼルス盆地やサンディエゴ周辺へ向かって吹きます。
この風の特性として、次の点が挙げられます。
- 高温:地形的な断熱圧縮(フェーン現象)により、吹き降りるにつれて気温が急上昇し、真冬でも気温が30℃を超えることがある
- 低湿度:相対湿度が一桁台(5〜10%以下)まで下がることも珍しくない
- 強風:風速が時速60〜100km以上に達することもあり、突風を伴う場合もある
サンタアナ風は山火事のリスクを劇的に高めることで最も知られています。乾燥した植生に強風と低湿度が重なることで、火が瞬く間に広がり、制御困難な大規模山火事(ワイルドファイア)を引き起こします。過去にカリフォルニア州で発生した大規模火災の多くはサンタアナ風との関連が指摘されており、住民・行政にとって毎年警戒が必要なリスクとなっています。
地元では「デビルウィンズ(悪魔の風)」とも呼ばれ、健康面でも喉や皮膚の乾燥、呼吸器への影響が出やすいとされています。
使い方・例文
毎年秋になるとロサンゼルス周辺ではサンタアナ風の到来とともに火災警戒警報が発令され、市民に避難準備を促す体制が取られます。
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