サンゴ語とは?
さんごご
サンゴ語とは、中央アフリカ共和国の公用語の一つで、バンツー系言語を起源としながら広域の交易・共通語として発展した言語です。
サンゴ語(Sango)は、中央アフリカ共和国において国民の共通語および公用語として使われているクレオール的な言語です。もともとはウバンギ川流域の民族が話していたバンツー・ニジェール=コルドファン系の言語に由来しますが、19世紀後半から20世紀初頭にかけての植民地期に、異なる言語を持つ集団間の交易・交流語として急速に広まりました。
サンゴ語の主な特徴は以下のとおりです。
- 文法が比較的単純で、声調(高低アクセント)を用いる
- フランス語からの借用語が多く含まれる
- 母語話者よりも第二言語話者が圧倒的に多い
- 書き言葉としての標準化は20世紀後半以降に整備された
中央アフリカ共和国では80以上の民族語が話されており、異なる民族間の意思疎通にはサンゴ語が欠かせない役割を果たしています。フランス語も公用語ですが、都市・農村を問わず日常生活ではサンゴ語の方が広く使われています。
言語学的にはピジン語からクレオール語へと発展した事例として注目され、アフリカにおける言語接触・言語変化の研究において重要な事例とされています。
使い方・例文
中央アフリカ共和国を訪問する際や現地の文化・政治を理解するうえで、サンゴ語は現地住民との交流に最も有効な言語として登場します。NGOや国際機関の現地活動でも広く活用されています。
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