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サシガメ科とは?

さしがめか

サシガメ科とは、カメムシ目に属する肉食性の昆虫グループで、鋭い口吻で獲物を刺して体液を吸う習性を持ちます。

サシガメ科(学名:Reduviidae)は、カメムシ目半翅目)に属する昆虫の科で、世界に6000種以上が知られる大きなグループです。日本にも数十種が生息しています。

最大特徴は鋭く曲がった口吻(こうふん)です。他の多くのカメムシ類が植物の汁を吸うのに対し、サシガメの仲間は主に肉食性で、他の昆虫や小動物に口吻を突き刺し、消化液を注入して体内を溶かしてから体液を吸います。この捕食方法は非常に効率的で、自分より大きな獲物を仕留めることもあります。

サシガメ科の昆虫は農業上の益虫として評価される種も多く、害虫を捕食して個体数を抑える役割を担います。一方で人間が誤って触れると刺されることがあり、強い痛みを引き起こします。特に注意が必要なのは中南米に生息するサシガメの一部で、シャーガス病の原因となるトリパノソーマ原虫を媒介することが知られています。

外見はカメムシに似た扁平な体型のものが多いですが、細長い脚と湾曲した口吻が特徴的です。ヤニサシガメ・アカサシガメなど日本産の種も里山や林縁でよく観察されます。

使い方・例文

畑の近くや林縁で、他の虫を捕まえて汁を吸っている姿が観察されます。昆虫採集や観察会では「カメムシに似ているが肉食」という点で話題になる場面で登場します。

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