コーストレッドウッドとは?
こーすとれっどうっど
コーストレッドウッドとは、北アメリカ西海岸原産のヒノキ科セコイア属の常緑針葉樹で、現存する生物の中で世界最長の樹高を誇る巨木として知られています。
コーストレッドウッド(学名 Sequoia sempervirens、和名 セコイア)は、ヒノキ科(Cupressaceae)セコイア属に属する常緑針葉樹です。アメリカのカリフォルニア州沿岸部からオレゴン州南部にかけての、霧が多く降雨量の豊富な太平洋沿岸に自生します。
コーストレッドウッドは「世界一背の高い樹木」として知られており、記録されている最大の個体は樹高115メートルを超えます。幹周りは大きいものでは10メートル以上に達し、寿命は2000年を超えるとされています。赤みを帯びた厚い樹皮はタンニンを多く含み、耐火性・耐腐性に優れているため、害虫や腐朽菌、山火事からも保護されます。
本種の生態と保護に関する特徴は次のとおりです。
- 霧の水分を葉で吸収し乾季を乗り越える独自の生理機能を持つ
- 根が地表に広く張り、集団で根を絡み合わせて倒伏を防ぐ
- 切り株から萌芽再生する強い回復力を持つ
- 国立公園(レッドウッド国立公園)として大部分が保護されている
木材は赤みがかった色調と優れた耐久性から建築・家具に珍重されましたが、過去の大規模伐採により自生地は激減しました。現在は保全活動が進み、世界自然遺産にも登録されています。
使い方・例文
「カリフォルニアのコーストレッドウッドの森を歩くと、樹高100メートルを超える幹が立ち並び、空を見上げてもほとんど見えない」のように、世界の巨木・生態系の解説で登場します。
この用語をシェア
最終更新: