コンブ目とは?
こんぶもく
コンブ目とは、褐藻類に属する大型海藻の分類群で、コンブやワカメなど食用・工業用に重要な種を多く含む目(もく)です。
コンブ目(Laminariales)は、褐藻綱に属する大型海藻の分類単位(目)です。世界の寒冷〜温帯の海域に広く分布し、代表的な種としてマコンブ・リシリコンブ・ワカメ・アラメ・カジメなどが挙げられます。
コンブ目の植物体は、根に相当する固着器(仮根)、茎に相当する柄(え)、葉に相当する葉状体(ようじょうたい)の三部位から構成されます。クジラやラッコが暮らすジャイアントケルプの森(ケルプフォレスト)を形成するマクロシスティス属もコンブ目に含まれ、最大で50メートルを超えることもあります。
コンブ目の生態と利用における特徴は次のとおりです。
- 光合成を行い、海底を基盤に固着して生育する
- 生育するには低水温・清浄な海水・十分な光が必要
- 昆布だしのうまみ成分グルタミン酸を豊富に含む
- アルギン酸などの多糖類を工業的に抽出し、食品・化粧品・医薬品などに利用
日本では北海道・東北の沿岸が主要産地で、乾燥昆布や塩蔵わかめなどに加工され食文化に深く根ざしています。また養殖技術も発達しており、安定供給が図られています。
使い方・例文
和食の基本となる「昆布だし」はコンブ目に属するマコンブやリシリコンブを水に浸して取るもので、日本料理の旨みの根幹を支えています。
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