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シリコンとは?

しりこん

シリコンとは、元素記号Siで表される半導体元素で、コンピューターのCPUや太陽電池の主要材料として現代の電子産業を支える最重要物質の一つです。

シリコン(ケイ素、元素記号Si、原子番号14)は、地殻中に酸素に次いで2番目に豊富に存在する非金属元素です。自然界では単体で存在せず、二酸化ケイ素(SiO₂、砂・石英)やケイ酸塩鉱物として広く分布しています。高純度に精製すると金属光沢を持つ灰色の結晶となり、半導体としての性質を示します。

シリコンが半導体として機能する理由は、電気をほとんど通さない絶縁体と金属の中間の電気伝導性を持ち、微量の不純物(ドーパント)の種類や量によって電気的性質を精密に制御できるためです。この特性を活かして次の用途に使われています。

  • 半導体集積回路(CPU・メモリ・GPU)
  • 太陽電池(シリコン系は現在の主流)
  • トランジスタ・ダイオードなど電子部品
  • 光ファイバーの材料

なお、日常語でよく聞く「シリコーン」(シリコン樹脂)はシリコンと酸素の高分子化合物であり、シリコン単体とは別物です。調理器具・医療機器・コーキング材などに使われます。現代の情報社会を支えるシリコンは、その名から「シリコンバレー」という地名にもなるほど、技術文明の象徴的な物質です。

使い方・例文

スマートフォンやパソコンに入っているCPUやメモリチップは、高純度のシリコンウェハーを基板として製造されており、「シリコン産業」は現代のIT・AI時代の基盤を担っています。

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