コンドルとは?
こんどる
コンドルとは、南北アメリカ大陸に生息する世界最大級の猛禽類で、翼を広げると3メートルを超えることもある大型の鳥です。
コンドルは、タカ目またはコンドル目に分類される大型の猛禽類で、南北アメリカ大陸に分布しています。主な種として、アンデス山脈に生息するアンデスコンドルと、北アメリカ西部に生息するカリフォルニアコンドルの2種が代表的です。
コンドルの最大の特徴はその巨大な体格です。アンデスコンドルの翼開長は最大で約3.2メートルに達し、陸上の鳥類としては最大クラスとされています。体重も10キログラムを超えることがあり、上昇気流を巧みに利用して何時間もほとんど羽ばたかずに飛行する滑翔能力に優れています。
食性はほぼ完全な腐肉食(スカベンジャー)で、死んだ動物の死体を食べます。この習性が生態系において重要な役割を担っており、病原体の拡散を抑え環境を清浄に保つ「自然の掃除屋」として機能しています。
しかし、繁殖力が低く(1〜2年に1卵程度)、かつて乱獲や環境汚染によって個体数が激減しました。カリフォルニアコンドルは一時野生個体が絶滅し、動物園での保護繁殖と野生復帰プログラムによって数が回復しつつあります。アンデスコンドルはアンデス諸国の国章にも描かれ、自由や力の象徴として崇められてきた鳥でもあります。
使い方・例文
アンデス山脈をトレッキング中、頭上を悠々と輪を描くコンドルの姿に圧倒されました。あの大きな翼は、ほとんど羽ばたかずに上昇気流だけで高空を飛ぶためのものです。
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