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コルドン・カウジェとは?

こるどんかうじぇ

コルドン・カウジェはチリとアルゼンチンの国境に位置する火山複合体で、2011年の大規模噴火が南米航空に多大な影響を与えたことで広く知られています。

コルドン・カウジェ(Cordón Caulle)は、チリ南部とアルゼンチンとの国境に連なるアンデス山脈一部をなす火山地帯(リオルフェ=コルドン・カウジェ火山複合体)に属する裂け目火山群です。ピチリョルフェ山などの成層火山と連続する地溝型の割れ目噴火を起こす構造が特徴です。

この名前が世界的に知られるようになったのは2011年6月の大噴火がきっかけです。このときの噴火は火山灰柱が成層圏にまで達し、偏西風に乗って大量の火山灰が南半球を広く覆いました。その結果、チリ・アルゼンチンはもとより、オーストラリア・ニュージーランドにまで飛散した火山灰が航空機エンジンへの損傷リスクをもたらし、数千便もの国際便が欠航・迂回を余儀なくされました。

また、噴火に伴う溶岩流や火砕物の堆積が周辺の生態系や農地に甚大な被害を与え、多くの住民が長期にわたる避難生活を強いられました。2011年の噴火はその後も断続的に継続し、翌年まで活動が続きました。

コルドン・カウジェの事例は、火山噴火が局地的な被害にとどまらず、国際的な交通・経済活動に広範な影響を与えうることを示した現代の典型例として、火山学や危機管理の分野でよく引用されます。

使い方・例文

「2011年のコルドン・カウジェ噴火では、偏西風で運ばれた火山灰がオーストラリアまで達し、航空各社が大規模な運航変更を迫られました」のように、航空・防災の文脈で言及されます。

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