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パリクティンとは?

ぱりくてぃん

パリクティンとは、メキシコのミチョアカン州にある火山で、1943年にトウモロコシ畑から突如噴火して誕生した20世紀最も著名な新生火山です。

パリクティン(Parícutin)は、メキシコ中西部のミチョアカン州に位置するモノジェネティック火山(一回の噴火活動で形成される火山)です。1943年2月20日、農夫ディオニシオ・プリドが耕作中だったトウモロコシ畑の地面が突然割れ、煙と火山灰が噴き出し始めたことで誕生しました。目撃者がいる状態で火山が誕生したという歴史的な事例として、世界的に有名です。

噴火は約9年間(1943〜1952年)続き、形成された火砕丘(スコリア丘)は最終的に約400メートルの高さに達しました。この間、大量の溶岩流が周辺地域を覆い、パリクティン村とサン・フアン・パランガリクティロ村の2集落が完全に埋没しました。住民は避難を余儀なくされ、サン・フアン教会の鐘楼だけが溶岩から顔を出す姿が現在も残り、観光名所となっています。

パリクティンはその劇的な誕生の様子が詳細に記録されたことで科学的にも重要な事例とされています。火山学者たちは噴火初期から観測を続け、スコリア丘の成長過程や溶岩流の挙動を記録しました。現在は休火山状態にあり、トレッキングで山頂を目指す観光地としても知られています。

使い方・例文

パリクティンは「農夫が目の前で誕生を目撃した火山」として火山学の教科書にも登場する、20世紀を代表する地質学的事件です。

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