ゲルカラーとは?
げるからー
ゲルカラーとは、舞台照明器具の前面に取り付けて光に色を付けるための薄いフィルター素材で、熱に強いプラスチックフィルムが使われます。
ゲルカラー(Gel Color、ゲル)とは、舞台照明・映像撮影・イベント照明などの分野で、ライトの前面(前枠)に差し込んで光を着色するために使用する薄いフィルター素材です。かつてはゼラチン(ゼラ)製が主流であったことからこの名がありますが、現在はポリカーボネートやポリエステルなどの熱に強い合成樹脂フィルムが一般的です。
ゲルカラーの主な特徴は次のとおりです。
- 豊富な色数:主要メーカー(ローゼンコ、リー・フィルターズ、GAMなど)が数百種類の色番号を提供しており、微妙な色調を選べる
- 切り加工が容易:ハサミやカッターで器具の枠サイズに合わせてカットできる
- コストが低い:消耗品として比較的安価に購入・交換できる
- 熱による劣化:高温のランプに長時間さらされると変色・破れが生じるため定期交換が必要
使用時は照明器具のゲルフレーム(金属製の枠)にゲルをはめ込み、器具前部のスロットに差し込みます。同じ器具でもゲルを差し替えるだけで色を変えられるため、仕込みの段階で演出プランに合わせた色を準備します。
LED照明の普及によりゲルを使わずにデジタルで色を変えられる機種も増えていますが、従来の白熱・ハロゲン系器具ではゲルカラーが今も現役で使われています。
使い方・例文
舞台照明の仕込みで、スポットライトにローゼンコの「R27(ミディアムレッド)」などの番号で指定されたゲルカラーを切り出してフレームにはめ、器具に取り付けます。
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