ケルベロスとは?
けるべろす
ケルベロスとは、ギリシャ神話において冥界の入り口を守る三つ頭の番犬です。
ケルベロス(Kerberos)は、古代ギリシャ神話に登場する巨大な番犬で、冥界(死者の国)への入り口を守る役割を担っています。冥界の王ハデスに仕え、死者の魂が中に入ることは許しますが、外へ逃げ出すことを防ぐ存在とされています。
ケルベロスの姿は伝承によって多少異なりますが、最も一般的な描写は以下の通りです。
- 三つの頭を持つ巨大な犬(頭の数は諸説あり、五十頭や百頭とする文献も存在する)
- 蛇の尾を持つ
- 背中や首に蛇が生えている描写も多い
ケルベロスはテュポンとエキドナを親とし、ヒュドラやキマイラなどとも兄弟関係にある怪物とされています。有名なエピソードとして、英雄ヘラクレスが十二の難業の最後にケルベロスを素手で冥界から引き出し、地上に連れ帰ったという話があります。また、竪琴の名手オルペウスが亡き妻エウリュディケを取り戻しに冥界へ赴いた際、その音楽でケルベロスを眠らせて通ったという伝説も広く知られています。
現代では「Kerberos」の名は情報技術分野のネットワーク認証プロトコルにも使われており、「入り口を守る者」という性格が引き継がれています。
使い方・例文
ファンタジー小説やゲームで冥界や地下世界の番犬が登場する際、ケルベロスをモデルにした三頭の犬型モンスターとして描かれることが多いです。ITの文脈では「Kerberosプロトコル」という言葉で登場します。
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