エキドナとは?
えきどな
エキドナとは、ギリシャ神話に登場する上半身が美女で下半身が蛇という姿の怪物で、数多くの恐ろしい怪物たちの母とされる存在です。
エキドナ(Ekhidna)は、ギリシャ神話に登場する半人半蛇の怪物です。上半身は美しい女性、下半身は巨大な蛇という姿をもち、永遠に年をとらず洞窟の奥深くに棲んでいるとされています。「エキドナ」はギリシャ語で「毒蛇」を意味します。
怪物テュポーンと結ばれ、多くの伝説的な怪物を生んだとされることから「怪物の母」と呼ばれます。その子供たちには以下のような存在が含まれます。
- ケルベロス:冥界の入口を守る三つ首の番犬
- ヒュドラ:レルナの沼に棲む九つ首の水蛇
- キマイラ:ライオン・ヤギ・蛇が合体した火を吐く怪物
- スフィンクス:謎かけで人を食べる女性の顔をもつ怪物
- ネメアのライオン:ヘラクレスが最初の功業で倒したライオン
エキドナ自身はヘラクレスとの戦いで倒されたという説もあれば、不死であるために生き続けているという伝承もあり、神話によって異なる描かれ方をします。
現代では、オーストラリア・ニューギニアに生息する針モグラ(ハリモグラ)の属名「Echidna」にも用いられており、このユニークな動物の奇妙な外見が神話の怪物に重ねられたと考えられています。
使い方・例文
ギリシャ神話の英雄物語では、ヘラクレスやベレロフォン、オイディプスといった英雄たちが、エキドナの子供たちと戦う場面が繰り返し登場します。エキドナはこれらの試練の根源的な存在といえます。
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