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ヒュドラとは?

ひゅどら

ヒュドラとは、ギリシャ神話に登場する多頭の水蛇の怪物で、一つの頭を切ると二つが再生するという驚異的な再生能力を持ちます。

ヒュドラ(Hydra)は、古代ギリシャ神話に登場する水辺に潜む巨大な蛇の怪物です。「ヒュドラ」という名はギリシャ語で「水蛇」を意味し、アルゴリスのレルネーという沼に棲んでいたとされることから「レルネーのヒュドラ」とも呼ばれます。テュポンエキドナの子であり、ケルベロスキマイラとも兄弟関係にある怪物とされています。

ヒュドラの最大の特徴は、首を切断されると切り口から新しい首が二本再生するという驚異的な能力です。頭の数については諸説ありますが、一般的には九頭(不死の頭が中央に一つ)とされています。その猛毒の吐息や血液も致命的であり、強敵とされていました。

ヘラクレスの十二の難業の第二番目として、ヒュドラ退治が課せられました。ヘラクレスは甥のイオラオスの助けを借り、首を切った直後に火でその傷口を焼くことで再生を防ぎ、最後の不死の首を大きな岩の下に埋めて討ち果たしました。

現代では「ヒドラ」という言葉が「一つの問題を解決するたびに新たな問題が生まれる」状況の比喩として使われ、政治・経済・社会問題の文脈でしばしば引用されます。また、淡水に生息する小型の無脊椎動物「ヒドラ」もその再生能力にちなんで命名されています。

使い方・例文

ギリシャ神話のヘラクレスの物語で、ヒュドラは倒すたびに頭が増える難敵として登場します。また「この問題はヒュドラのようで、一つ解決するとまた別の問題が出てくる」という比喩的な用法でも使われます。

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