グロメットとは?
ぐろめっと
グロメットとは、金属板や壁面の穴にはめ込んでケーブルや配管を保護するリング状の部品で、切り口による傷みや絶縁破壊を防ぎます。
グロメット(grommet)は、金属板・パネル・壁などに開けた穴の縁(エッジ)に取り付けるリング状またはブッシュ状の部品です。穴の切り口は鋭利なバリが残りやすく、そこに電線・ケーブル・ホース・配管などを通すと摩耗・傷・絶縁破壊を引き起こします。グロメットはその切り口を覆い、通過する部材を保護する役割を果たします。
グロメットの材質は用途によって異なります。
- ゴム製:柔軟性・耐候性・耐油性に優れ、自動車・家電・機械に最も多く使われる
- シリコーン製:高温・低温環境に強く、エンジンルームや厨房機器に用いられる
- 樹脂(PVC・ナイロン)製:軽量でコスト低。電子機器の内部配線保護に多い
- 金属製:眼鳩目(はとめ)とも呼ばれ、テント・旗・レザー製品の穴補強に使われる
自動車分野では、ボディパネルを貫通するワイヤーハーネスやブレーキホースの保護にグロメットが多用されており、防水・防塵の役割も兼ねるものがあります。電気機器では制御盤やモーターの配線引き出し部、家庭では洗濯機や掃除機の電源コードの根本に見られることもあります。
サイズは取り付け板の厚みと穴径、通過する部材の外径に合わせて選定します。適切なグロメットの使用は、機器の安全性と長寿命化に貢献します。
使い方・例文
自動車の室内とエンジンルームを隔てるバルクヘッドに電気配線を通す際、金属の穴エッジで被覆が傷まないようにゴム製グロメットがはめ込まれています。
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