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グリーンタフとは?

ぐりーんたふ

リーンタフとは、日本海形成期(新第三紀中新世)に日本列島で大量噴出した緑色を帯びた火山岩・凝灰岩の総称です。

リーンタフ(Green Tuff、緑色凝灰岩)とは、約1500万〜2000万年前の新第三紀中新世に、日本列島大陸から分離して日本海が形成されていた時代に大量噴出した海底火山岩・火山砕屑岩の総称です。日本海側を中心に東北地方から北陸・山陰地方にかけて広く分布しています。

名称の由来である緑色は、海底で堆積・冷却された火山岩が海水との反応(変質)によってクロライト(緑泥石)やゼオライトなどの緑色鉱物に変わったことによるものです。もともとは玄武岩・安山岩・デイサイトなど多様な組成の岩石が含まれますが、変質を受けて緑灰色を呈するようになります。

グリーンタフ地域の地質的特徴として以下が挙げられます。

  • 日本海形成に伴う大規模な火山活動の産物
  • 石油・天然ガスの貯留岩として機能する場合がある
  • 秋田・新潟・山形・福井などの日本海側に広く分布
  • 地層の色や産状が地質調査の重要な目印になる

資源地質学的にも重要で、グリーンタフ層が日本の石油・天然ガス生産地帯と重なることが多く、エネルギー資源開発の文脈でも注目されています。地球科学や日本列島の成り立ちを理解するうえで欠かせないキーワードです。

使い方・例文

地質学の教科書や日本海の成り立ちを解説する講義で「日本海拡大期に形成されたグリーンタフ」として紹介されます。また秋田・新潟の油田地帯の地質調査報告にも頻出します。

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