クースとは?
くーす
クースとは、沖縄県の離島・粟国島(あぐにじま)で作られる伝統的な泡盛で、長期熟成による独特の深い風味で知られる銘柄です。
クースとは、沖縄の伝統的な蒸留酒である泡盛の中でも、特に長期間熟成させたものを指す言葉です。「古酒」と書いて「クース」と読み、泡盛の世界では3年以上熟成したものが古酒(クース)と呼ばれます。また「クース」は特定の銘柄名としても使われることがあり、粟国島(あぐにじま)の粟国酒造が製造する泡盛の代表銘柄としても広く知られています。
泡盛の古酒(クース)には以下のような特徴があります。
- タイ米(インディカ種)と黒麹菌を使った独自の製法で作られる
- 長期熟成により角が取れ、まろやかで深みのある風味になる
- 熟成が進むほど琥珀色が濃くなり、バニラや木の香りが増す
- アルコール度数は30〜43度程度と高めで、少量ずつ味わうのが一般的
沖縄では古くから「仕次ぎ(しつぎ)」という手法で古酒を育てる文化があります。これは古い甕(かめ)に新しい泡盛を継ぎ足しながら熟成を続けるもので、数十年にわたって受け継がれるケースもあります。子どもの誕生を機に仕込み、成人の祝いに開けるという慣習も残っています。
クース(古酒)は沖縄の食文化・贈答文化の象徴であり、近年は国内外でその価値が再評価されています。
使い方・例文
「10年古酒のクースをロックで少しずつ味わう」「沖縄土産に30度クースを買って帰った」のように、沖縄の酒屋・居酒屋・土産店のシーンで登場します。
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