クレオール語とは?
くれおーるご
クレオール語とは、異なる言語を話す集団が接触した際に生まれたピジン語が、世代を超えて母語として定着した言語のことです。
クレオール語(creole language)は、複数の異なる言語を話す集団が接触・混在する状況で生まれたコミュニケーション手段が、次世代の子どもたちの母語として定着・発展した言語のことです。
言語の発生過程は通常、まずその場限りの簡略化された接触語(ピジン語)が形成され、それが子どもたちに母語として習得されることで語彙・文法が豊かになりクレオール語へと発展します。ピジン語は母語話者を持たないのに対し、クレオール語は生来の第一言語として使われる点が大きな違いです。
世界各地のクレオール語の例として以下が挙げられます。
- ハイチ・クレオール語:フランス語を基盤にハイチで成立し、現在は同国の公用語
- トク・ピシン:英語を基盤とするパプアニューギニアの公用語のひとつ
- カーボベルデ語:ポルトガル語を基盤にカーボベルデで話される言語
クレオール語の研究は、人間の言語習得能力や言語の普遍性を探る手がかりとして言語学で重視されており、移民・植民地化・奴隷貿易などの歴史的背景とも深く結びついています。
使い方・例文
言語学の文脈で「ハイチで話されているのはフランス語そのものではなく、フランス語を基盤とするクレオール語だ」という形で登場します。
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