クリムゾンクローバーとは?
くりむぞんくろーばー
クリムゾンクローバーとは、深紅色の花穂が美しいマメ科の一年草で、緑肥・牧草・蜜源植物として広く利用されています。
クリムゾンクローバー(Crimson clover)は、マメ科シャジクソウ属に属する一年草の植物で、学名はTrifolium incarnatumといいます。「インカネートクローバー」とも呼ばれ、地中海沿岸地方が原産地とされています。「クリムゾン」とは深紅色を意味し、その名のとおり鮮やかな赤色の細長い花穂を咲かせることが最大の特徴です。
クリムゾンクローバーは農業・園芸・養蜂の分野で重要な役割を果たしています。根粒菌と共生して大気中の窒素を固定する能力を持つため、緑肥(グリーンマニュア)として利用されることが多く、土壌改善に効果的です。刈り取って土にすき込むことで、化学肥料に依存しない有機農業の実践に役立てられています。
主な用途と特性は以下のとおりです。
- 緑肥:窒素固定能力により土壌を肥沃にする
- 牧草:家畜の飼料として高いたんぱく質含量がある
- 蜜源植物:ミツバチが好んで訪れ、ハチミツの原料となる
- 景観植物:花壇や法面緑化に深紅の花が映える
- カバークロップ:冬季に土壌の侵食を防ぐ被覆作物として使われる
日本では有機農業や家庭菜園での土作りに活用され、種が市販されています。秋まきが一般的で、春から初夏にかけて開花します。花の美しさから花壇や畦道の植栽にも利用されており、食用・農業・観賞の各分野で多目的に活躍する植物です。
使い方・例文
有機農家の畑でクリムゾンクローバーが緑肥として栽培されているのを見かけることがあります。また、春の農村風景で深紅の花畑として咲き誇る様子が観光スポットになることもあります。
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