クビキリギスとは?
くびきりぎす
クビキリギスとは、長い触角と赤い口が特徴のキリギリス科の昆虫で、草地に生息し越冬する日本の身近な直翅目の一種です。
クビキリギス(首切螽蟖、学名:Euconocephalus varius)とは、バッタ目キリギリス科(Tettigoniidae)に属する昆虫です。体長は40〜75mm程度と直翅目の中では大型で、体色は緑色型と褐色型があり、生息環境に応じて変異します。名前の「首切り」は、捕まえようとすると強力な大顎で噛みつく習性に由来するとも言われています。
- 体長を上回るほど長い糸状の触角
- 鮮やかな赤(赤橙色)の口元・口唇部分
- 翅は腹端を超えて伸びるが、雌では翅が短い傾向がある
- 後脚が発達していて跳躍力がある
生態面では、成虫が秋から翌春にかけて越冬する点がキリギリス科の中でも特異です。多くのキリギリスが秋に産卵して卵で冬を越すのに対し、クビキリギスは成虫のまま草の根元などで越冬し、翌春の早い時期から活動を再開します。草地・河川敷・農地周辺など開けた場所を好み、草の茎をよじ登りながら植物の葉・茎・昆虫などを食べる雑食性です。雄は「ジー」という連続した鳴き声を出しますが、日本のキリギリスと比べると地味な音色です。
使い方・例文
早春の河川敷や草地で早くも活動している大型のキリギリス状の昆虫を見かけた場合、成虫越冬したクビキリギスである可能性が高いです。
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