キンチャクダイ科とは?
きんちゃくだいか
キンチャクダイ科とは、鮮やかな体色と独特の模様で知られる熱帯の海水魚の分類群で、観賞魚として世界中で人気が高い科です。
キンチャクダイ科(学名:Pomacanthidae)は、スズキ目に属する海水魚の科で、インド洋・太平洋・大西洋の熱帯・亜熱帯の岩礁やサンゴ礁に分布しています。英語では「Angelfish(エンゼルフィッシュ)」とも呼ばれ、その美しさから水槽観賞魚として非常に人気があります。
キンチャクダイ科の最大の特徴は、エラぶたの下部にある鋭いとげ(頬棘)です。この棘がキンチャク(巾着)の口部に似ているとも言われ、和名の由来となっています。体は丸みを帯びた楕円形で、種によって黄色・青・橙・縞模様など多彩な体色を持ちます。
代表的な種には次のものがあります。
- ロクセンヤッコ(日本近海産・青とオレンジの鮮やかな配色)
- タテジマキンチャクダイ(幼魚と成魚で模様が大きく異なる)
- フレンチエンゼルフィッシュ(カリブ海産・水族館の人気種)
- コガネヤッコ(鮮やかな黄色の体色)
多くの種で幼魚と成魚の体色・模様が大きく異なり、同一種と認識しにくい場合があります。これは成長に伴う縄張りや役割の変化に関連すると考えられています。サンゴ礁の生態系においては、海藻やスポンジ、小型無脊椎動物を食べる役割を担っています。
使い方・例文
「熱帯魚ショップでキンチャクダイ科のヤッコを購入し、自宅の海水水槽に入れた」というように、観賞魚の趣味や水族館の展示について語る際に登場します。
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