キラヤエキスとは?
きらやえきす
キラヤエキスとは、南米原産のキラヤという木の樹皮から抽出された天然のサポニンを多く含む植物性エキスで、食品や化粧品の乳化剤・起泡剤として使われます。
キラヤエキス(Quillaia Extract)は、南米チリ・ペルーなどに自生するバラ科の常緑樹キラヤ(学名:Quillaja saponaria、別名:石鹸の木)の樹皮から水や水溶液で抽出した成分です。サポニンと呼ばれる界面活性物質を豊富に含むことが最大の特徴です。
サポニンは水と油の両方に親和性を持つため、キラヤエキスは優れた乳化・起泡・安定化作用を発揮します。この性質から、以下のような用途に活用されています。
- 飲料:コーラやビール代替飲料の泡立てや乳化安定剤として
- 食品:乳化剤・起泡剤として加工食品に配合(食品添加物として認可)
- 化粧品・スキンケア:シャンプーや洗顔料などの天然起泡剤として
- ワクチンアジュバント:免疫応答を増強する医薬品添加物としての研究・利用
天然由来で生分解性が高く、合成界面活性剤の代替として注目されています。食品用途では日本でも食品添加物として使用が認められており、「キラヤ抽出物」として表示されることがあります。適量の使用では安全とされていますが、大量摂取は避けるべきとされています。
使い方・例文
飲料や食品の原材料表示で「キラヤ抽出物」として登場するほか、天然・植物由来の乳化剤を探しているメーカーの素材選定において候補として挙がります。
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